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喫煙ブースを選ぶ時に注意すべきポイント~メンテナンス編~
喫煙ブースは、禁煙化が進む中で、喫煙者にとって重要な場所となっています。
しかし、快適な喫煙ブースを維持するためには適切なメンテナンスが不可欠です。適切なメンテナンスが行われないと、喫煙ブースは利用者にとって不快な空間に変わってしまいます。
そこで、今回はメンテナンス方法に焦点を当てた喫煙ブースの選び方を紹介します!
目次
メンテナンスの重要性
喫煙ブースのメンテナンスは、喫煙ブース自体の寿命だけではなく、利用者や周囲の環境に対する影響も大きく変わってきます。
メンテナンスを怠ると、内部の清潔さが損なわれ、臭いや汚れなどから不快な環境へとなってしまいます。これは利用者の喫煙体験を損なうだけではなく、健康に悪影響を及ぼす可能性があります。
また、喫煙ブースは設置に一定の費用がかかりますが、定期的なメンテナンスをすることで将来的な修理や交換の必要性を低減させることができます。
そのため、メンテナンスは設備や機器の寿命を延ばし、トータルコストを節約する効果もあります。
喫煙ブースの種類別メンテナンス方法
では、喫煙ブースのメンテナンス方法はどういったものがあるでしょうか。ここでは、喫煙ブースの種類とメンテナンス方法をそれぞれ簡単に解説していきます。
一般喫煙室(屋外排気型)
屋外に煙を排気するタイプ一般的な屋内型の喫煙ブースでは、建物内に設置され、天候にも左右されずに利用できる大きなメリットがあります。また、煙を屋外に排気しているため、フィルター等が不要となり、メンテナンスにかかるコストは控えめです。
しかし、その分、給排気設備と内部の清掃が特に重要になります。
たばこの煙に含まれる物質の中には、壁紙などに染みついて汚れになってしまうものもあります。そういった汚れをきちんと除去するためには、専用の薬剤が必要となってきます。
汚れを放置してしまうと、個人でメンテナンスを行うことが難しくなる場合もあるので、できるだけ汚れが染みつくのを防ぐためにも、こまめな掃除が必要になります。
また、屋外に煙を排気する以上、給排気設備のメンテナンスもかかせません。
給排気設備は定期的にメンテナンスをしなければ性能が落ちてしまいます。給排気設備の性能が落ちてしまうと、十分な換気ができず、国の定める喫煙室の条件が満たせなくなってしまう可能性もあります。
そのため、分煙空間としての十分な性能を維持するために給排気設備のメンテナンスも重要になってきます。
脱煙機能付き喫煙ブース
脱煙機能付き喫煙ブースは、建物側の工事が不必要なため、ダクト工事ができない建物でも設置が可能で、短期間で設置できることが魅力の喫煙ブースです。
狭いスペースでも設置が可能なため、デッドスペースを活用することもできます。
しかし、脱煙機能の維持や、有害物質のろ過で必要なフィルターの交換が重要になってくるため、メンテナンスのコストは一般喫煙室より多くかかります。
脱煙機能を提供する喫煙ブースは、高機能な特殊フィルターを備えています。そのため、定期的なフィルター交換が必要になってきます。こちらは利用人数などから各メーカーと相談のうえ、交換サイクルを設定します。
また、脱煙機能があるからと全く掃除しないというわけにもいきません。
内部の清掃を定期的に行うことで清潔な状態を維持することができ、脱煙機能も最大限に発揮することができます。
脱煙機能付き喫煙ブース「スモークポイント」
Fujitakaでは、脱煙機能付き喫煙ブース「スモークポイント」を取り扱っています。
3層のフィルターで臭いや有害物質をしっかり除去し、クリーンな空気にして室内に排出します。
ガラス張りのデザインのため、透明感のあるスタイリッシュな雰囲気を醸しながら、汚れも付きづらくお手入れがより簡単となっています。
また、メンテナンスが大変な灰皿も、水を使用せずに消火するものを採用しているため、臭いが残らず簡単に処理することができます。
灰皿のメンテナンスについて詳しく知りたい方はコチラから!
まとめ
屋外排気型の一般喫煙室では、フィルター交換等が不要なため、メンテナンスのコストが低いことがメリットとなっています。しかし、その分内部の環境と給排気設備を清潔に整えなければならないため、清掃の手間は多くかかります。
脱煙機能付き喫煙ブースでは、脱煙機能が備わっているため、臭いや汚れをそれほど気にして清掃する必要がないことがメリットとなります。しかし、その分定期的なフィルター交換等が必要になってくるためその分のメンテナンスコストがかかります。
どちらの喫煙ブースが合っているか、メンテナンスのことまで考えたうえで喫煙ブースを設置しましょう!