- COLUMN
「喫煙スペースの有無が飲食店やホテルの集客に与える影響」について実態調査!
改正健康増進法施行後、多くの店舗・施設の頭を悩ませている分煙対策問題。今回Fujitakaでは、飲食店・ホテルを日常的に利用する喫煙者・非喫煙者合計330名を対象に、喫煙スペースの有無がお客様の利用意向に与える影響について調査しました。
飲食店・ホテルの喫煙スペースの有無が喫煙者と非喫煙者それぞれに与える影響が明らかに!さらに、利用者が喫煙スペースに求める条件もご紹介しています。
ぜひ最後までご覧いただき、ご自身の店舗環境の改善にお役立てください!
目次
- 飲食店・ホテルの喫煙スペースに関する利用者の考えを徹底調査!
- 喫煙スペースの有無 飲食店・ホテル利用者の6割以上が「影響する」
- 分煙で7割が好印象に!飲食店・ホテルの顧客満足度と分煙の関係
- 喫煙スペースなしは機会損失?4割以上が訪問を控えた・リピートしなかった経験がある!
- 喫煙スペースに求めるポイント「非喫煙者への配慮」多数
- おすすめの喫煙ブースのご紹介
- まとめ
飲食店・ホテルの喫煙スペースに関する利用者の考えを徹底調査!
調査背景
改正健康増進法施行により分煙化が促進されるなか、飲食店やホテルでは非喫煙者への配慮と同時に、喫煙者の快適性・満足度を確保する仕組みが模索されています。そのなかで、利用者が喫煙スペースの有無をどう捉え、来店行動にどう影響するのか、その実態が掴みにくいと感じている担当者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの度Fujitakaは、飲食店・ホテルにおける喫煙スペースの有無がお客様の利用に与える影響について調査を実施しました。この調査によって飲食店・ホテルにおける喫煙スペースに対する利用者のニーズを把握することで、分煙対策を講じる上でのヒントを提供します。
調査概要
調査期間:2025年8月8日~8月9日
調査方法:インターネット調査
調査対象:飲食店やホテルを月1回以上利用する方(20代~60代の男女)
調査人数:330名 (内訳:喫煙者165名、非喫煙者165名)
モニター提供元:RCリサーチデータ
喫煙スペースの有無 飲食店・ホテル利用者の6割以上が「影響する」
まず、「喫煙スペースの有無は、飲食店やホテルの利用意向にどの程度影響するか」伺いました。

全体の約6割の利用客は喫煙スペースの有無が利用を考える際に「影響する」と感じていると回答し、喫煙スペースの有無は飲食店やホテル選びにおいて重要な要素の一つであることが明らかになりました。
特に、喫煙者の約半数(50.3%)が、喫煙スペースの有無が「大きく影響する(24.2%)」または「影響する(26.1%)」と回答しており、非喫煙者と比較してその傾向が強いことがわかりました。
分煙で7割が好印象に!飲食店・ホテルの顧客満足度と分煙の関係
次に「喫煙スペースが設けられ分煙されていたことで、その飲食店やホテルの印象が良くなった経験はあるか」を伺いました。

すると、約7割の利用者において、喫煙スペースが設けられ分煙されていたことで、その飲食店やホテルの印象が良くなった経験があることがわかりました。
この傾向は喫煙者・非喫煙者問わずおおよそ共通しており、適切に配慮された喫煙環境が、顧客満足度の向上に大きく寄与していることが明らかになりました。
喫煙スペースなしは機会損失?4割以上が訪問を控えた・リピートしなかった経験がある!
続いて「喫煙スペースがないことで、飲食店やホテルへの訪問を控えた・リピートしなかったことはあるか」を伺いました。

すると4割が喫煙スペースがないために訪問を控える・リピートしない経験があると回答しました。特に、喫煙者では55.8%を占めており、非喫煙者と比較してより強く喫煙者スペースの有無を意識していることがわかりました。また、喫煙スペースを利用しない非喫煙者においても約4人に1人が同様の経験をしており、喫煙環境が集客や顧客維持において看過できない要素であることが明らかになりました。
喫煙スペースに求めるポイント「非喫煙者への配慮」多数
最後に「喫煙スペースに求める条件」について伺いました。

すると、非喫煙者への配慮に関連した条件が上位に並ぶ結果となりました。
1位「非喫煙者に配慮した場所・設計」(54.2%)
2位「煙が漏れない密閉構造」(52.7%)
3位「清潔感」(50.3%)
この結果から、全体としては「非喫煙者への配慮」や「煙が漏れない構造」「清潔感」といった、非喫煙者との共存を意識した条件が上位を占めています。
一方で、喫煙者は「清潔感」「空気清浄機能」「空間の広さ」といった、自身の利用体験における快適性を重視する傾向が見られました。
おすすめの喫煙ブースのご紹介
前項の調査結果より利用者が求める喫煙スペースとは、非喫煙者に配慮しつつも、喫煙者自身が快適に過ごせる空間であることが明らかになりました。このようなニーズにマッチする喫煙ブースとして、「SMOKE POINT(スモークポイント)」「スモークポイント lille (リレ)」をご紹介します!
スタンダードモデル「SMOKE POINT(スモークポイント)」
スモークポイントは次のような特長があり、飲食店様にも多数ご導入いただいています。
・吸煙機能と3層の高性能フィルターで、タバコの煙を強力除去
・ドア付きのブースなら、より徹底した分煙化を実現可能
・店舗・施設の雰囲気に馴染みやすい、スタイリッシュで清潔感のあるデザイン
高機能低価格なエントリーモデル「スモークポイントlille(リレ)」
スモークポイント lille(リレ)は喫煙ブースのエントリーモデルとして、より多くの店舗・施設様の快適で健康的な分煙環境の実現を支援します。
・スモークポイントの高性能な脱煙機能はそのままに、導入コストを大きく削減
・金属製の天板を使用した吸い殻入れのため、清潔に保ちやすい
まとめ
本調査から、飲食店やホテルにおける喫煙スペースの有無は顧客の利用意向や集客力、顧客満足度等に直結する、重要な要素であることが明らかになりました。
改正健康増進法施行をはじめとする社会の動きに連動して、人々の分煙に対する態度も日々変容が進んでいます。喫煙環境の適切な整備など、喫煙者と非喫煙者の双方に配慮した分煙環境を提供していくことが重要です。
本調査で明らかになった利用者の動向をご確認いただき、ぜひ今後の店舗環境の改善にお役立てください!

